補正予算、消費税見送り観測
2日の日本市場は、大幅高となりました。
日経平均株価の終値は、661円高の16,746円となりました。
久々の大幅上昇で、安値から脱却した印象を受けます。
昨晩のアメリカ市場が高かったことに加え
為替相場が円安水準に推移したことで、全面高となりました。
為替相場は、1ドル114円前後での取引になっています。
アメリカ経済が好調な指標を示してきたことで
ドル高円安の動きになったのが大きな理由です。
また、日本国内では、4月の追加補正予算の噂や
消費税増税先送り論が出てきており、これらも投資家心理を
良くする要因になっています。
消費税については、今のままだと、増税しにくいでしょうね。
原油価格が戻ってきているようなので
これで物価が戻ってこないようだと、言い訳の手段がいよいよなくなります。
日本主導というよりは、アメリカ主導の流れで
アメリカ経済、為替に左右される相場状況になっています。
雇用統計など、アメリカの重要指標の時は
やはり動きが出やすいので、警戒が必要でしょう。
大きな上昇があったということは、大きな下落も起こりやすいですから。