株価の為替のサヤ乖離
17日の日本市場は、3日続落となりました。
日経平均株価の終値は、38円安の16,936円となっています。
FOMCの結果を受けた相場の流れとなりました。
寄り付き後は、アメリカの利上げペースが後退したことで
日経平均株価は300円近い上昇となったのですが
後場には下落に転じ、買いが継続しませんでした。
要因としては、やはり為替市場。
円安の流れが厳しくなっており、積極的に買いにくい状況です。
1ドル111円台まで円高が進行してきており
輸出関連企業を中心に、積極的には買いに行けない感じです。
もっとも、為替水準の動きを見ていると
この円高の流れの中で、日経平均株価が上昇した方がむしろ異常で
サヤ的に考えると、乖離が大きくなったところでの日経平均下落。
むしろ、妥当な路線ではないかと思います。