イベント待ちで戻り売り
26日の日本市場は、続落となりました。
日経平均株価の終値は、86円安の17,353円となっています。
日米の中央銀行のイベントが控えている中で
積極的な買いが手控えられる結果になっています。
為替が1ドル110円台へと、やや円高へと動いた事もあり
さらに様子見姿勢が強まったのが今日の相場です。
日本も、今週は金融政策決定会合が予定されており
市場は追加緩和に対する期待が高まっています。
ここ最近、円安にやや動いたのも、市場の期待に対する現れで
さらなる追加緩和となれば、為替もまた円安に動くでしょう。
実際、前回のマイナス金利導入時は、瞬間的に円安になったものの
すぐに円高の流れとなり、円安の流れは続きませんでした。
為替の読みというのは、何とも分からないものです。
日本企業も、円安が進んでいるときは、輸出企業を中心に
業績が伸びて、株価も伸びてきましたが、ここに来て伸び悩みの傾向です。
むしろ、過度な円安水準に設定されたところから
円高に為替が動いているので、下方修正するところも目立ちます。
日銀のテコ入れが必要なタイミングかもしれませんね。