政府の経済対策 28兆円規模
27日の日本市場は、4日ぶりに反発しました。
日経平均株価の終値は、281円高の16,664円となっています。
今日の大きな材料としては、政府の経済対策の規模です。
様々なニュースが連日出ており、憶測が飛び交っていますが
今日は安倍総理の講演で、経済対策の規模を28兆円とするとしており
相場の刺激材料となりました。
昨日までは、10兆円という話が出ていましたが
なんだか良く分からないくらい、金額に差が出ています。
また、50年債発行という話も報じられており
赤字国債の処理を、合法的に長期化させる感じです。
金融政策決定会合が開催されますが
政府の経済対策規模が先に大きく伝わった事で
政府側として、できることはやったという印象をつけています。
あとは日銀が追加金融緩和をするかどうか。
日銀のマイナス金利で苦しんでいるのがメガバンク。
マイナス金利でも貸し出しは伸びておらず
むしろ、国債からの金利収入が減ることで利益を落としています。
金融機関も積極的に融資していかなくては
マイナス金利導入の意味が、全くないですね。