ETF買い入れ額を倍増 市場期待下回る
29日の日本市場は、反発となりました。
日経平均株価の終値は、29円高の16,569円となっています。
この日の動きは、なんと言っても日銀の金融政策決定会合です。
金融政策決定会合の内容としては
追加の金融緩和を決定し
現状の年3.3兆円のETF買い入れ額を6兆円に増額する内容となっています。
この内容を受けて、期待に届かないとして一時は大きく売られ
ドル円は一気に102円台に、日経平均株価先物は600円以上下落しましたが
ETF買いの下支え効果もあって、買い戻しが入りました。
国債買い入れ額の増額がなかったことで
国債の金利は上昇となり、金融株にはプラスに働きました。
デイトレ好きにはたまらないような
短時間で大きな動きが見られた相場です。
株価は最終的には上昇したのですが
また、かなりの円高に戻ってしまっています。
これがどういう形で働いてくるのかどうか。
また、為替連動とのサヤが開いてしまいました。