3日連続上昇も円安に一服感 今後の下落に要注意
10月5日(水)の日本市場は以下の通りとなりました。
・日経平均株価16,819円(+83円)
・TOPIX1,347ポイント(+7ポイント)
・東証1部出来高17億2075万株
・同売買代金1兆8878億円
・同値上がり1,197銘柄、値下がり643銘柄、変わらず140銘柄
日経平均は3日連続上昇となりました。
昨日急騰したドル円相場が102円代後半と依然高値を維持しており
為替の円安を受け、輸出企業を中心に買いが入りました。
また、日経平均採用銘柄の値上がり率では、
3位Jフロントリテイリング(+6.15%)
4位丸井グループ(+4.94%)、7位三越伊勢丹HD(+4.07%)となり
百貨店銘柄の上昇も目立ちました。
3日連続上昇とはなったものの
売買代金は依然2兆円に回復しておらず、売買は低調です。
現状の上昇は、本格上昇というよりも、相場に熱が無い中で、
ジワジワと上がっている、という状況になっています。
昨日急進したドル円相場が、東京市場終了後に103円をつけ、
さすがに円安に一服感が出てきています。
よって今後ドル円相場は戻りの下落、
もしくは本格的な下落が予想されます。
ドル円相場が下げる展開(円高)となった際
雇用統計の週で出来高も少ない状況下で
どこまで株価が耐えることができるのかが注目です。