日経平均は2日連続上昇するもボラティリティ低下に注意
10月4日(火)の日経平均株価は136円高の16,735円
TOPIX終値は9ポイント高の1,340ポイントとなり
2日連続の上昇となりました。
東証1部の出来高は15億6282万株、売買代金は1兆7528億円。
値上がり1,404銘柄、値下がり441銘柄、変わらず135銘柄となりました。
午前中に102円代まで円安が進むのと歩調を合わせるかのように
主力株が買い戻され日経平均は上昇。
SMUCO(3436)+4.62%、昭和電工(4004)+4.04%
荏原製作所(6361)+3.97%といった銘柄が、日経平均を押し上げました。
最終的に136円高と、2日連続での上昇となった日経平均ですが
売買代金は昨日同様2兆円割れ。
今週は7日(金)に米国雇用統計を控えており
様子見姿勢の投資家が特に多いため
株価の上昇程、相場は盛り上がっているとは言い難い状況です。
国内外の投資家ともに大きなポジションを取り辛い状況でもあり
明日以降の株価はボラティリティが下がる可能性があります。
ドル円相場は日足で6日連続の陽線となる見込みです。
先週100円代から一気に2円上げてきたドル円相場も
そろそろ雇用統計待ちの動きとなる可能性があります。
5日に雇用統計の前哨戦ともいうべきADP民間雇用者数発表
そして7日に雇用統計発表と続きます。
明日以降は雇用統計の週の特徴である
ボラティリティの低下が各市場で見られるのではないでしょうかね。