大統領選の行方に左右される相場
10月3日の日本市場は148円高の16,598円
TOPIX終値は7ポインド高の1,330ポイントとなりました。
東証1部の出来高は14億9684万株、売買代金は1兆6279億円。
値上がり1,322銘柄、値下がり520銘柄、変わらず136銘柄となりました。
ドイツ銀行の経営不安の後退から株価が上昇した
先週末のアメリカ市場の流れを受け
東京市場も前場より買い先行でスタート。
特に証券株が買われる展開となりました。
ただし後場は前場の高値を抜くことはできず。
それでも前日比148円高で終了しました。
日経平均は148円高となったものの
売買代金は2兆円に届いておらず
市場は様子見モードが継続している状態です。
尚、海外市況分析にも書きましたが
ドイツ銀行の問題は具体的には何も解決はなされていないため
今後も市場の混乱要因となる可能性が高いと思われます。
今年はアメリカ大統領選挙の年。
大統領選挙の年は10月にアメリカ株は下げやすい、というアノマリーがあり
アメリカ株の動向に大きく左右される日本株は他人事ではありません。
好スタートを切った10月の日本の株式市場ですが、
売買代金が2兆円に届かず盛り上がりのない中
ドイツ銀行問題と10月のアメリカ市場のアノマリーを抱えており
簡単に楽観視できる状態ではないと