苦境が予想される東京電力HDが買われる
11月1日(火)の日本市場は以下の通りとなりました。
・日経平均株価 17,442円(+17円)
・TOPIX 1,393.1ポイント(+0.1ポイント)
・東証1部出来高 19億602万株
・同売買代金 2兆1094億円
・同値上がり916銘柄、値下がり911銘柄、変わらず158銘柄
1日の日本市場は小幅反発。
日銀の政策決定会合の結果発表がありましたが
予想通りの現状維持であり、株式市場は反応せず。
全体的には様子見ムードですが
売買代金は本日も昨日同様2兆円オーバーとなり
株式市場の雰囲気は決して悪くはありません。
そんな中、日経平均採用銘柄の値上がり率2位に
東京電力HD(+3.92%)が登場。
昨日の決算発表で、同社の苦境が明らかになったものの
短期筋の注目を浴び、株価が上昇しています。
そして注意したいのは金価格。
昨日のNY時間後半、そして1日の東京時間後半に上昇し
高値ブレイクを狙える水準まで上昇。
リスク指標の金価格の上昇が
一時的なものなのか、各方面に影響を与えるものなのか
注意が必要です。
2日晩はFOMC、3日は文化の日、4日は雇用統計と
明日からの日本市場は開店休業が予想されます。
来週8日は米大統領選挙も控えており
日本市場に限れば、大統領選挙前の相場は
本日で実質的に終了ではないかと考えられます。