日経平均1092円と今年最大の上げを記録
11月10日(木)の日本市場は以下の通りとなりました。
・日経平均株価 17,344円(+1,092円)
・TOPIX 1,376.3ポイント(+75.1ポイント)
・東証1部出来高 32億33万株
・同売買代金 3兆4125億円
・同値上がり1,935銘柄、値下がり48銘柄、変わらず3銘柄
10日の日本市場は大幅上昇。
日経平均ベースでは昨日の919円安を完全に取り返す
1,092円高で、今年最大の上げ幅となりました。
トランプ大統領の当選が決定したNY市場は
大幅高となりました。
その流れを受け日経平均は窓を開けて寄り付き
そのまま上昇し17,000円を回復。
その後も上げる展開が継続し
後場も押し目を付けることなく上昇の結果
終値で前日比+1,000円を超えることになりました。
ただし問題は、アメリカに続いたトランプ大統領決定の
ご祝儀相場が今後も継続するかどうか。
アメリカの株式市場次第の面が大きいのですが、
リスク指標の金価格が昨日晩から既に上昇に転じています。
また昨日の919円の下落と本日の上昇1,092円を加算すれば
単なる173円の上昇となります。
本日の大幅な上昇に浮かれることなく、2日で173円の上昇という
冷静な視線で、明日以降の日本市場を見ていきたいと思います。
それにしても、トランプ氏当選だと、株価大幅安と言われていたのが
全く当たってないのが非常に気になります。
日本市場は、SQ算出日を迎えますので
オプション価格は、ボラが高い動きになりましたが
それも今日で一旦は終結となります。