円安の流れ継続 1ドル114円台へ突入
11月30日(水)の日本市場は以下の通りとなりました。
・日経平均株価 18,308円(+1円)
・TOPIX 1,469.43ポイント(+0.8ポイント)
・東証1部出来高 26億7116万株
・同売買代金 3兆2492億円
・同値上がり1,065銘柄、値下がり791銘柄、変わらず133銘柄
30日の日本市場は日経平均は+1円、TOPIXは+0.8ポイント
と殆ど動かず。
日本時間の夜にOEPCの総会を控え、一方向に
ポジションを傾けられない1日となりました。
値動きの無い中で、目立ったのが鉄鋼株の値下がり。
日経平均採用銘柄の値下がり率の中で
1位JFE-HD(-4.33%)
2位神戸製鋼(-3.75%)
7位新日鉄住金(-2.56)
となり、日本市場におけるトランプ相場の主役の
一角ともいうべき、鉄鋼株が崩れることになりました。
トランプ相場の息切れが見え始めている中で
株価の上昇を牽引したドル高も、ドルインデックスを
見ると、ピークアウトのチャートパターンとなり
今後ドル円市場への影響が懸念されます。
鉄鋼株の大幅下落やドルインデックスのピークアウト等
これまでの相場とは、流れが変わり始める気配を感じた
1日となりました。
ナイトセッションで、為替がさらに円安に動き
1ドル114円台までの円安に突入。
OPEC総会で、減産が合意され、ドル高円安の流れになっています。
日経先物も、18,600円台へと強い動きを見せています。
OPEC総会後の動きが、ザラ場中どのように展開するのか
相場のポイントになる1日です。