OPECの合意から石油株上昇 日経平均は最高値更新
12月1日(木)の日本市場は以下の通りとなりました。
・日経平均株価 18,509円(+201円)
・TOPIX 1,483.2ポイント(+13.8ポイント)
・東証1部出来高 28億2141万株
・同売買代金 3兆2911億円
・同値上がり1,137銘柄、値下がり735銘柄、変わらず118銘柄
12月1日の日本市場は大幅な上昇、日経平均は
約11ヶ月ぶりに年初来高値を更新。
昨晩のOPECによる減産合意と原油高を受け
日経平均は寄付きから上昇し
前場に高値18,746円を付けました。
しかし後場に入ると失速、ローソク足では陰線となりました。
それでも終値は+201円の18,509円となり
今年1月以来の年初来高値を更新。
日経平均採用銘柄の上昇率は、
1位国際石油開発帝石(+9.95%)
2位日揮(+8.05%)
3位JX-HD(+7.45%)
4位昭和シェル(+6.56%)
5位千代田化工(+5.97%)
と1-5位を石油関連とプラント株が独占し
OPECの減産合意の原油高に素直に反応した
相場となりました。
日本株は、年初来高値更新をもって一相場終了となるか
それとも新たなブレイク相場の開始となるか
分岐点に位置しています。
金曜の雇用統計、日曜のイタリアの国民投票と
市場を動かすイベントが控えており、次の明確な
方向性が出るまでは様子見が得策と考えます。