トランプ氏会見 米高、日本安
1月12日(木)の日本市場は以下の通りとなりました。
・日経平均株価 19,134円(-229円)
・TOPIX 1,535.4ポイント(-14.9ポイント)
・東証1部出来高 20億700万株
・同売買代金 2兆3761億円
・同値上がり327銘柄、値下がり1600銘柄、変わらず77銘柄
12日の日本市場は日経平均が一時300円に迫る下げを
見せましたが、後場に持ち直した結果、229円安で着地。
昨晩のトランプ新大統領の会見を受け
アメリカ株は上昇しましたが
ドル円相場が116円台から114円台まで円高が進み
為替市場に引きずられ日本株は下落。
また日経平均採用銘柄の下落率においてワースト10で
4位アステラス製薬(-4.19%)
6位塩野義製薬(-3.71%)
9位協和発酵キリン(-3.44%)
となり製薬株が下落。
トランプ氏の製薬業界への批判が
日本市場にも影響を及ぼしました。
為替要因を背景に、アメリカ株の上昇に対し日本株が下落となる
トランプ相場以降では珍しい展開となりました。
今後については、ドルインデックスが下落トレンド入りの
瀬戸際に位置しており、場合によっては更なるドル下落の
可能性もあります。
株価とともに上昇してきたドル円市場ですが
今後は逆回転の可能性が出てきており
株と為替の両者の動向により注意したいと思います。