低調な売買代金の中、日経平均は150円以上の上昇
1月13日(金)の日本市場は以下の通りとなりました。
・日経平均株価 19,287円(+152円)
・TOPIX 1,544.8ポイント(+9.4ポイント)
・東証1部出来高 16億20万株
・同売買代金 2兆2566億円
・同値上がり1,211銘柄、値下がり613銘柄、変わらず180銘柄
13日はSQ算出日ではありましたが、波乱はなく、前場と後場
ともに上昇し日経平均で152円高で終了しました。
しかし売買代金が2兆円台前半であり、トランプ新大統領の
会見後も、相場は盛り上がりに欠ける状態となっています。
低調な売買の中、日経平均採用銘柄の上昇率トップの+8.58%と
なり、著しい上昇を見せたのがセブン&アイHD。
第3四半期の好決算が市場に好感され
上昇率2位の長谷工(+3.56%)を圧倒する上昇となりました。
ただし全体的には特定の銘柄群が上昇を牽引するというより
個別銘柄の事情で相場が動いている状態となっています。
話題になっていたのは、任天堂の動きです。
今日、ザラ場中に、任天堂の新と型ゲーム機が発表になっており
発表内容に応じて、相場も動くという面白い展開。
結果的には、事前に期待に届かなかったようで、5%超の下落となっています。
来週も日本側には相場を動かす要因が少なく
アメリカの企業決算や20日のトランプ大統領の就任式と言った
海外要因が材料視される見通しです。
売買代金が少なく、海外事情に左右される相場が継続の予定ですが
あせりは禁物であり、相場に明確な方向が出てくるのを待ちたいと思います。