売買代金が1兆円台と低調の中で200円近い下落
1月16日(月)の日本市場は以下の通りとなりました。
・日経平均株価 19,095円(-192円)
・TOPIX 1,530.6ポイント(-14.2ポイント)
・東証1部出来高 14億6955万株
・同売買代金 1兆8872億円
・同値上がり323銘柄、値下がり1,601銘柄、変わらず80銘柄
16日は日経平均が192円安と大幅に下落。
夜のアメリカ市場が祝日のため、低調な売買となった日本市場ですが
閑散に売りなしとの諺とは逆に下落しました。
尚、2017年初めての売買代金1兆円台であり、多くのプレイヤーは
本日は様子見姿勢となっています。
投資コラムでも書きましたが、EU離脱がハードブレグジットになるとの
懸念が出てきており、ポンドが急落。EU離脱決定時の水準まで下げています。
これを受けて、日本円が買われる流れとなり
円高の流れが相場の下落を誘いました。
足元、日本株が自らを動かすパワーに欠けている中で
16日のアメリカの祝日に加え、20日のトランプ大統領就任式が
控えており、日本株が上がる材料に欠けています。
アメリカ株はナスダックを中心に上昇していますが
ドル円が113円台に突入し下落に向かいつつある中
為替に反応しやすい日本株は、為替の影響から
下落傾向が強まっていると考えられます。
先週はトランプ大統領の記者会見待ち、そして
今週は20日の大統領就任式待ちと、待たざるを得ない
相場環境が続きますが、就任式がメインイベントとなります。
現状は動くに動けませんが、株式市場だけでなく
為替市場、原油市場、金市場等を見ながら、今後の値動きの
方向性を探って行きたいと思います。