イギリスへの懸念から円高が進み株価が大幅下落
1月17日(火)の日本市場は以下の通りとなりました。
・日経平均株価 18,813円(-281円)
・TOPIX 1,509.1ポイント(-21.5ポイント)
・東証1部出来高 17億1056万株
・同売買代金 2兆942億円
・同値上がり149銘柄、値下がり1,799銘柄、変わらず56銘柄
17日は日経平均で280円を超える大幅な下落で
大半の銘柄が値下がりする全面安の展開となりました。
昨晩はアメリカ市場が休場で値動きのなかったドル円ですが
日本市場のオープンとともに急落し
114円台から113円台前半まで約1円の下落。
そして為替に呼応するように株式市場も下落。
前場は一旦戻しを入れましたが、後場は上昇することなく
下がり続け、日経平均は19,000円割れで終了しました。
イギリスがEU離脱でハードブリグジットという
強硬路線を取りつつあり、ポンドが売られ円が買われたことが
今回の円高の背景です。
17日にイギリス・メイ首相のスピーチで方針が表明される予定で
スピーチ後に大きく相場が動く可能性が生じています。
昨年6月のブリグジット決定時は
ポンドが売られ円が買われた結果、一気に日本市場が動いており
明日以降注意を要します。
まずはメイ首相のスピーチを受けて、明日の東京市場が
どうスタートを切るか注目したいと思います。