円高を背景に100円を超える値下がり
2月17日(金)の日本市場は以下の通りとなりました。
・日経平均株価 19,234円(-112円)
・TOPIX 1,544.5ポイント(-6.5ポイント)
・東証1部出来高 20億2929万株
・同売買代金 2兆121億円
・同値上がり887銘柄、値下がり963銘柄、変わらず152銘柄
17日は2日続けて日経平均が約100円の下落、アメリカ市場
の上昇を受けて上昇した日本株も、小休止となりました。
為替市場で15日晩からの円高傾向が、昨日晩も継続し
日本株の下落を誘う格好となりました。
しかし金曜日ということもあり、売買自体が盛り上がらず。
特に後場は日経平均19,200-19,250円という狭いレンジの
値動きに終始し、株価を動かす力は殆ど感じられませんでした。
実際に売買代金も約2兆円と、2兆円割れ目前であり
相場の活気のなさが売買代金に表れています。
活気の無い相場の中、大きく値下がりしたのが昨日同様東芝。
前日比-9.23%安(-18.7円)の184円となり、昨年の最安値155円が
迫ってきました。
155円を割れると、更なる下落が予想されるため、今後注意が必要です。
アメリカ市場程ではないものの、今週上昇を見せた日本株ですが
木曜から円高傾向が継続しており、若干注意を要します。
まずは来週月曜のドル円の方向性に注目したいと思います。
2017年2月17日