円安に引っ張られ日経平均130円の上昇
2月21日(火)の日本市場は以下の通りとなりました。
・日経平均株価 19,381円(+130円)
・TOPIX 1,555.6ポイント(+8.5ポイント)
・東証1部出来高 15億2843万株
・同売買代金 1兆6540億円
・同値上がり1,227銘柄、値下がり629銘柄、変わらず146銘柄
21日は日経平均で100円以上の値上がりを見せ、続伸。
昨日はアメリカ市場が休場の中、朝方よりドル円が
円安方向に進み、日本株を引き上がる形となりました。
100円以上の値上がりは良い兆候ですが、売買代金は1.6兆円と
今年の最低値を連続更新。
出来高は昨日を若干上回ったものの、相場に活気があっての
株価上昇と言える状態ではありません。
盛り上がらない市場の中、紙業株が揃って上昇。
日経平均採用銘柄上昇率では
1位日本製紙(+6.76%)
3位北越紀州製紙(+4.79%)
4位王子HD(+4.42%)
となりました。
4月から印刷用紙の流通価格引き上げが
報じられ、材料視された結果と言えます。
紙業株の揃っての上昇は珍しく、市場の
材料不足を感じることができます。
アメリカ市場が減税案の発表待ちの状況であり
日本株単体では動きがたい状況となっています。
今週の残りも辛抱が必要とされる相場が継続するものと
考えられるため、焦ることなく相場に臨みたいと思います。