トランプ大統領の議会演説で+276円の大幅高
3月1日(水)の日本市場は以下の通りとなりました。
・日経平均株価 19,393円(+274円)
・TOPIX 1,553.0ポイント(+17.7ポイント)
・東証1部出来高 19億9364万株
・同売買代金 2兆3890億円
・同値上がり1,426銘柄、値下がり456銘柄、変わらず120銘柄
1日の日経平均は274円と大幅高。
注目のトランプ大統領の議会演説は、政策内容の具体性は
欠くも、これまでの主張からの後退はなく
市場は好意的に受け止め。
前場は小動きの展開となりましたが、演説後の後場は
為替市場のドル買いの流れの中で、日経平均も上昇トレンド
に乗ることができ、+274円と大幅高で着地しました。
ただし議会演説後の市場は、それ程ボラティリティは発生せず
無難に切り抜けた、との形。
トランプ大統領としては、具体的な政策提案無しで
市場の期待感を繋いでおり、ラッキーとも言えます。
日本市場は大幅高となりましたが、売買代金は2.3兆円で
外部要因に振り回される状況が継続しています。
そしてトランプ大統領の議会演説の次は
3月のFRBの利上げがテーマになりつつあり
日本市場はドル円市場に強く影響される状況が
継続の見込みです。
今後もドル円の行方を注意深く見守りながら
株式市場の行方を考えていきたいと思います。