円安を背景に日経平均19,600円台を回復
3月10日(金)の日本市場は以下の通りとなりました。
・日経平均株価 19,604円(+286)
・TOPIX 1,574.0ポイント(+19.3)
・東証1部出来高 22億6716万株
・同売買代金 2兆9483億円
・同値上がり1563銘柄、値下がり341銘柄、変わらず100銘柄
10日は日経平均で286円高となり大幅な上昇。
SQ算出日を無難にこなし、19,600円台を回復しました。
思ったよりも反発してしまい、私のオプション取引は
かなり目論見とは外れてしまいました。。。
アメリカの株式市場が値動きを消す中での
日本市場上昇の要因は為替市場。
ドル円が朝方から円安方向に進み115円台に突入。
日本時間に進んだ円安に支えられ
株式市場も上昇。
前場と後場ともに上昇を続け、最高値に
近い水準の前日比+286円で取引を終えました。
為替に動かされることの多い最近の日本市場ですが
ドル円が日本時間に節目とも言える115円を上方ブレイクし
そのまま上昇しています。
今後も現水準を維持するようなら
円安方向への転換の可能性が高くなります。
雇用統計を前に、為替に背中を押されて動きを開始した感の
ある株式市場ですが、来週はFOMCでの利上げが予想されています。
FOMCの金利引き上げ発表後、本日の値動きが強化される
動きとなるのか、それともFOMCを契機に逆行する
値動きとなるのか、来週のFOMC後の展開に注意したいと思います。