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日本市況

小動きの中で金融保険株が売られるも大崩れせず

3月21日(月)の日本市場は以下の通りとなりました。
・日経平均株価 19,455円(-65)
・TOPIX 1,563.4ポイント(-2.4)
・東証1部出来高 15億9718万株
・同売買代金 2兆396億円
・同値上がり991銘柄、値下がり862銘柄、変わらず156銘柄

 

21日は月曜の様子見モードの中、日経平均で65円安となりました。

ギリギリ2兆円を維持する売買代金が表しているように、投資家に
買い意欲は少なく、また15日のFOMC後に円高基調で進んでいる為替
市場もあるため、前場は売り先行でスタート。

前場開始直後は180円安まで進む場面もありましたが、ドル円市場が
円安に転換後は、株式市場も戻しを入れ下落は限定的となりました。

 

日経平均採用銘柄では、先週末に続き
東芝が+3.37%となり上昇率トップ。

一方の下落率では

1位T&D-HD(-2.90%)
3位ソニーFHD(-2.73%)
5位コンコルディアFG(-2.38%)

となり米国市場同様、金融保険株が売られる
傾向にありました。

 

今週より期末に向けた値動きの発生が予想されます。

売買代金が少なくなっており、場中に思わぬ値動きが生じる
ケースも想定されるため、売買の際は期末相場という点を
踏まえて、右往左往しないように注意したいと思います。

2017年3月21日
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