円高とアメリカのロシア疑惑が日本市場の頭を抑える
5月17日(水)の日本市場は以下の通りとなりました。
・日経平均株価 19,814円(-104)
・TOPIX 1,575.8ポイント(-8.4)
・東証1部出来高 19億6447万株
・同売買代金 2兆4927億円
・同値上がり630銘柄、値下がり1287銘柄、変わらず98銘柄
17日は日経平均で約100円の下落となり、20,000円を前に一歩後退。
アメリカ市場が小動きの中、為替市場でドル円が113円半ばから
112円半ばまで下落しており、日経平均は寄付きより下落。
前場、後場ともに前日比でプラスになることなく
1日の取引を終えました。
トランプ政権のロシア疑惑について、昨日のアメリカ市場は
反応しませんでしたが、日本市場に対してはドル高とともに
株式市場の頭を抑える形となりました。
日経平均採用銘柄では第一生命HDが-3.95%と下落率
トップとなりました。
6期連続の最高益を更新した同社ですが、今期は減益を予想
しており、材料出尽くしで売られることとなりました。
日経平均20,000円目前に失速した日本市場ですが
トランプ政権のロシア疑惑とともに円高の進展は気になる所。
5月に入ってドル円と日本株の相関が崩れていましたが
今後の両者の関係には注意したいと思います。