英米市場の休場を控え薄商い 鉄鋼株が売られる
5月29日(月)の日本市場は以下の通りとなりました。
・日経平均株価 19,682円(-4)
・TOPIX 1,570.2ポイント(+0.7)
・東証1部出来高 12億7453万株
・同売買代金 1兆7928億円
・同値上がり933銘柄、値下がり942銘柄、変わらず138銘柄
29日は前週末比で殆ど変わらず、小動きの展開となりました。
本日はイギリス及びアメリカが祝日で金融市場が休みとなるため
多くの投資家は様子見スタンスを取ったため、値は動かず。
売買代金も2兆円を割れて、今年の最低水準の取引高となりました。
為替市場においてもドル円が111円台前半で値動きを
止めており、株価を動かす要因が見当たらない1日となりました。
尚、北朝鮮によるミサイル実験が報じられましたが
株式市場及び為替市場には殆ど影響がありませんでした。
売買の少ない中で、売られたのは鉄鋼株。
日経平均採用銘柄の下落率において
2位新日鉄住金(-3.30%)
3位JFE-HD(-2.76%)
4位神戸製鋼(-2.58%)
と揃って値下がり。
値下がりの原因は、中国の鉄鋼不振とも、トランプ政権の
鉄に対する貿易措置のツイッターとも言われています。
鉄鋼株の下落を除くと、あまり話題の無い1日となりました。
今週の実質的なスタートは明日と考えて、明日からの
取引に備えたいと思います。