3大イベントを通過、日経平均20,000円を回復
6月9日(金)の日本市場は以下の通りとなりました。
・日経平均株価 20,013円(+104)
・TOPIX 1,591.6ポイント(+1.2)
・東証1部出来高 22億6387万株
・同売買代金 3兆2000億円
・同値上がり903銘柄、値下がり982銘柄、変わらず133銘柄
9日は日経平均で100円以上上昇し、20,000円を回復。
FBIコミー前長官の議会証言、ECBドラギ総裁の会見に加え
東京時間にイギリス総選挙の結果も、保守党が過半数割れ
との具体的見通しが示されました。
注目の3大イベントの結果がほぼ明らかになりましたが
市場は反応薄。
それでもいずれのイベントも大きな失望はなかったため
若干買い安心感は広がり、日経平均は上昇。
ただし、東証1部の値下がり銘柄は値上がり銘柄より
多いため、日経平均100円以上の上昇も
それ程のエネルギーは感じません。
為替市場では保守党の過半数割れ予想を受けて、ポンドが
大きく下落しましたが、ドル円には大きな影響はなし。
ただし東京時間にドル円が110円を回復しており
為替市場が株式市場の上昇を後押しした形となりました。
3大イベントは大きな問題なく過ぎたものの
値動きの狭い展開が継続することになりました。
来週から市場は値動きを取り戻すことができるのか
値動きの回復を期待したいと思います。