ドル/円と日経平均の相関関係崩れる
8月1日(火)の日本市場は以下の通りとなりました。
・日経平均株価 19,985円(+60)
・TOPIX 1,628.5ポイント(+9.8)
・東証1部出来高 19億4453万株
・同売買代金 2兆6035億円
・同値上がり1112銘柄、値下がり813銘柄、変わらず97銘柄
1日は日経平均で+60円となり3営業日ぶりに反発
ただし値動きに乏しい展開となりました。
為替市場で昨晩から、ドルの下落をきっかけに再び円高が進展。
ドルインデックスの安値更新もあり
1日の午前中にはドル/円が109円台にまで
下落しました。
しかしながら、ダウ平均の上昇があり
日本株はどうにか下落を免れた状況。
日経平均20,000円の回復を期待したい所ですが
本日の為替市場からは、上昇しただけでも
御の字と言えます。
興味深いのは、ドル/円が10時頃を底に
円高となったものの、日経平均は寄付き後こそ
前日比マイナスであったものの、その後は
前場と後場いずれも20,000円を試す値動きとなった点。
本日に限って言えば、ドル/円と日経平均の
相関関係は全く機能していませんでした。
両者の相関関係の崩れが、今後の市場の
方向性に何らかの示唆を与えるものなのか
注目したい所です。
明日以降も為替と株の関係を中心に
市場を概観して行こうと思います。