北朝鮮ミサイル発射の影響で株安
8月29日(火)の日本市場は以下の通りとなりました。
・日経平均株価 19,362円(-87)
・TOPIX 1,597.7ポイント(-2.3)
・東証1部出来高 13億8700万株
・同売買代金 1兆8160億円
・同値上がり881銘柄、値下がり989銘柄、変わらず144銘柄
29日は早朝に北朝鮮が弾道ミサイルを発射。
それを受けた東京市場は、売り優先でスタート。
しかしながら寄り付き直後に安値を付けたものの
その後は下げ渋り、前日比87円安で取引を終えました。
ただし北朝鮮の弾道ミサイル問題はそれほど
株式市場にはインパクトを与えませんでした。
またミサイル発射でも東証1部売買代金は1.8兆円と1兆円台を維持。
売買代金からも投資家は冷静に対処した様子を
伺うことができます。
しかしながら7営業日続けての売買代金1兆円台
となり、市場には全く活気がありません。
為替市場もドル/円が109円台前半から108円台前半まで
下落しましたが、昼頃には108円台後半にまで
値を戻し、冷静な値動きを見せました。
尚、北朝鮮は建国記念日の9月9日に再びミサイル実験を
行う懸念が生じています。
久しく忘れ去られていた感のある地政学リスクが
再び表舞台に登場しました。
北朝鮮問題がどのように市場に影響を与えるのか
今後の値動きにも注意したいと思います。