7営業日続けての上昇で15年6月以来の高値更新
10月11日(水)の日本市場は以下の通りとなりました。
・日経平均株価 20,881円(+57)
・TOPIX 1,696.8ポイント(+1.6)
・東証1部出来高 15億3158万株
・同売買代金 2兆3703億円
・同値上がり879銘柄、値下がり1045銘柄、変わらず106銘柄
11日は日経平均で57円高となり
7営業日続けての高値更新となりました。
本水準は15年6月以来の高値更新であり
1996年12月の20,943円に近い
20年10か月ぶりの高値水準となりました。
良く分からない強い上昇が続くのは、日本も同じです。
コロンブスデー明けの米国市場も好調であり日本市場を牽引。
為替市場においてドル/円が113円台から
112円台にレートを切り下げていますが
お構いなしに株価は上昇しました。
ムードとしては目指せ21,000円との状態です。
上昇ムードの中で、不祥事が発生の神戸製鋼は
2日続けて大幅安の-17.79%。
鉄粉製品においてもデータ改ざん疑惑が生じており
2期連続最終赤字が継続の中
同社の危機は更に深まりつつあります。
約20年ぶりの日経平均高値更新も目前となっており
21,000円の達成に期待が持てる状況です。
しかしながらドル/円は下落を開始し、株価と乖離が
生じている状態。
更なる株価の上昇を期待しつつも
株と為替の乖離の行方に注意したいと思います。