米国発のニュースによる円高が株安を招く
・日経平均株価 21,676円(-127)
・TOPIX 1,736.6ポイント(-6.9)
・東証1部出来高 13億8806万株
・同売買代金 2兆7098億円
・同値上がり705銘柄、値下がり1277銘柄、変わらず88銘柄
16日の日経平均は127円の下落、寄り付き直後は
前日比プラスで推移しましたが、前場半ばにマイナス圏に
突入後は、プラスに回復することなく取引を終えました。
日本時間の朝方にマクマスター大統領補佐官の
解任報道があり、為替市場でドル/円が下落。
ドル/円は昨晩106円を回復していたものの
再び105円台にまで下落しました。
そして日経平均はドル/円の下落に合わせるように
下落することになりました。
昨日の米国市場はダウ平均が100ドル以上の
上昇を見せたものの、日本市場はドル/円の動きにのみ影響された形です。
日経平均採用銘柄では上昇率上位10社中
1位長谷工コーポレーション(+3.90%)
4位東京建物(+1.82%)
と建設会社がランクインするという珍しい
1日となりました。
本日の下落が典型例ですが、日本市場は自律的な
値動きに乏しい中で、完全に米国の要因に振り回される状態。
来週も引き続き3月の期末独特の突発的な値動きに
注意しながら、市場を見守りたいと思います。