米中貿易摩擦への懸念から日本市場も全面安
・日経平均株価 20,617円(-974)
・TOPIX 1,664.9ポイント(-62.4)
・東証1部出来高 19億1438万株
・同売買代金 3兆6039億円
・同値上がり29銘柄、値下がり2042銘柄、変わらず9銘柄
23日の日経平均は974円安となり、今年2番目の下げを記録。
東証1部の値上がり銘柄は9銘柄のみとなり全面安の展開。
米トランプ大統領が中国に対する貿易制裁措置を発動し
昨日の米国市場はダウ平均724ドル安と大幅安。
その流れを受けた日本市場も、寄り付きから一気に下落し
その後もジリジリと下落。
一時1,000円を超える下げ幅を見せましたが
後場の後半にどうにか踏ん張り、974円安に留まりました。
日経平均採用銘柄で上昇したのは2銘柄のみで
何もよいところなく本日の取引を終えています。
為替市場においてもドル/円が3月安値の105円台を割り込み
104円台に突入。
ただし一気に下落するかと思われましたが
104円台後半で踏みとどまっています。
ただし104円台より下は100円付近までサポート&レジスタンスも
存在しないため、一気に下落する可能性があります。
米中貿易摩擦に日本市場も翻弄される形となりました。
貿易摩擦問題は一時的な要因でないため
影響が長引く可能性があります。
アメリカ市場も下げて下落トレンド入りしそうですが
来週の相場も、注意深く見ていきたいと思います。