週末の米国市場は急落も、日経平均110円の上昇
・日経平均株価 21,678円(+110)
・TOPIX 1,725.8ポイント(+6.5)
・東証1部出来高 13億9023万株
・同売買代金 2兆2652億円
・同値上がり1117銘柄、値下がり873銘柄、変わらず91銘柄
9日の日経平均は110円高、週末の77円安を
取り返す上昇となりました。
週末の雇用統計のあった米国市場はダウ平均が572ドル安と大荒れ。
雇用統計関係なく米中貿易摩擦問題に市場が揺さぶられましたが
8日にはトランプ大統領が中国と交渉での問題解決に意欲を示し
市場の警戒感は後退。
東京市場は、市場の米中貿易摩擦問題に対する警戒感が
後退した所からの取引開始となりました。
前場の値動きはそれほどなかったものの
後場に入り上昇を開始し、その後崩れることなく
日経平均は週末比+110円で取引が終了しました。
為替市場ではドル/円が107円台を維持。
しかしながら雇用統計で一旦天井を付けたパターンとなっており
今後下落の可能性があります。
週をまたいだとは言え、ダウ平均が大幅に下落の後でも
日本市場は上昇し、よい兆候と言えます。
ただし売買代金は月曜でもあり2.2兆円に留まっています。
売買代金の少ない中、これまで通り米国市場の値動きに
左右される状態が日本市場は継続するのか
雇用統計明けの値動きに注目したいと思います。