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日本市況

日経平均23,000円が意識された後に下落

・日経平均株価 22,848(+34)
・TOPIX 1,739.6ポイント(+7.9)
・東証1部出来高 11億2679万株
・同売買代金 1兆9682億円
・同値上がり1443銘柄、値下がり584銘柄、変わらず74銘柄

 
29日の日経平均は+34円となり、小幅ながらの上昇。

7営業日続けての上昇となりましたが
昨年10月の16連騰以来の数字です。

 
昨日の米国市場は力強さに欠けるものの3指数揃って上昇しており
地合い自体は悪くない状態で日本市場もスタートしました。

前場からほぼ前日比でプラス圏内で推移し
後場後半には22,950円に到達。

しかしながら後場に入ると前場の上昇分はほぼ帳消しとなり
寄り付き付近の価格で本日の取引を終了しました。

やはり23,000円が市場では相当意識されており
本日は完全に23,000円に頭を押さえられた形となりました。

 
また昨日2兆円台を回復した東証1部の売買代金ですが
再び1兆円台に逆戻りとなりました。

 
日経平均採用銘柄の上昇率では、地銀株が上位に登場。

十八銀行とふくおかFGの経営統合が公正取引委員会により認められ
今後の地銀再編期待を材料に買われることになりました。

 
売買代金が少ない中でジワジワと日経平均が上昇しています。

引き続き日経平均23,000円の攻防の行方を中心に
フォローしたいと思います。

2018年8月29日
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