VIX指数低下で落ち着きを取り戻す株式市場
2月22日(木)のアメリカ市場は以下の通りとなりました。
・ダウ平均 24,962ドル(+164)
・S&P500 2,703.9ポイント(+2.6)
・ナスダック 7,210.0ポイント(-8.1)
22日はダウ平均は100ドル以上の上昇となるも
S&P500は変わらず、ナスダック指数は下落となり
まちまちの展開。
下落と上昇が続き、相関した値動きの続いていた3指数ですが
久しぶりにバラバラな値動きとなりました。
市場はレンジ状態となっています。
VIX指数の下落及び米国債の利回り低下で
株式市場は落ち着きを取り戻した中で
原油在庫の減少が発表され、原油価格(WTI)が
61ドル台から一気に63ドルにまで上昇。
このところの原油価格とダウ平均の相関が継続し
両者ともに上昇することになりました。
ダウ平均は一時358ドル高にまで上昇しましたが
高値を維持できず164ドル高に留まっています。
ダウ平均採用銘柄で見ると、金融株の下落が目立つ状況です。
米国債の利回り低下が金融株に影響を与える結果となりました。
下落率トップ10では2位のゴールドマンサックス(-0.75)他
5銘柄が金融株となっています。
方向感の無い値動きが継続していますが
先週までの値動きが激しすぎた裏返しとも言えます。
次のトレンドが発生するまで
無理な売買は手控えたい局面でしょう。