3指数揃って下落するも金融市場全体は落ち着きを見せる
2月21日(水)のアメリカ市場は以下の通りとなりました。
・ダウ平均 24,797ドル(-166)
・S&P500 2,701.3ポイント(-14.9)
・ナスダック 7,218.2ポイント(-16.0)
21日は連休明け後2日続けての3指数揃っての下落。
FOMC議事録の公開後に若干の乱高下はあったものの
大勢に影響はなく、米国債の金利上昇に合わせ株価は下落しました。
先週の株価上昇期にはそれほど意識されていなかった
米国債の金利上昇が、再び注目されつつあります。
また株価の下落に合わせて原油価格(WTI)も下落し
一時は60ドル台に突入。
先週の株価上昇に合わせ上昇した原油価格も
株価の値動き同様、落ち着きを取り戻しつつあります。
更に株価乱高下の原因となったVIX指数は
21日も下落。
またドルの価値を示すドルインデックスも
引き続き上昇を見せました。
アメリカ市場は株価は下落したものの
欧州市場も落ち着きを見せており
金融市場全体としてはは落ち着きを取り戻した状態が
継続しています。
今週はFOMCを過ぎると注目される経済指標の発表は
控えていません。
このままダラダラとした値動きが継続するのか
もしくは何かしらの原因をきっかけで大きな動きを見せるのか
引き続き株式市場の状況を注意したいと思います。