雇用統計 失業率5.1%へと低下 FRB悩む判断
3日のアメリカ市場は、やや上昇しています。
ダウ平均の終値は、23ドル高の16,374ドルとなっています。
雇用統計の発表を控えて、方向感の欠ける展開となりました。
その雇用統計ですが、先程発表になっており
非農業部門の雇用者数は、17万3000人増(予想は22万人増)で
失業率は5.1%へと低下となりました。
また、7月発表の数字は、21万5000人から24万5000人へと
上方修正されています。
過去の雇用者数が上方修正され、また失業率も低下したことから
9月利上げの可能性も、やや増えたと言えると思います。
FRBとしては、難しい判断が迫られそうです。
2日間、中国市場がお休みになっていますが
来週早々には、中国の経済指標の発表を控えており
神経質な動きが続くことになりそうです。
ちなみに、4日ダウ平均の寄り付きは200ドル近く下落で始まっており
このままですと、月曜日は下落からのスタートとなりそうです。