雇用統計 利上げ先送り材料見当たらず
先週末4日のアメリカ市場は、大幅下落となりました。
ダウ平均の終値は、272ドル安の16,102ドルとなっています。
前号でもお伝えさせていただきましたが、雇用統計が発表になっており
非農業部門の雇用者数は、17万3000人増(予想は22万人増)で
失業率は5.1%へと低下となりました。
また、7月発表の数字は、21万5000人から24万5000人へと
上方修正されています。
市場の判断としては、中国リスクの高まりもあって
利上げ時期が先延ばしされる事を
市場としては期待している部分もありましたが
失業率の低下、過去の数字の上方修正と
決定的な、利上げ時期先送りの材料がなかったことで下落しました。
今晩は、アメリカ市場は、レーバーデーのため休場です。
世界的に、上値の重たい展開になっており、相場の回復は遠そうです。