マイナス金利に対する限界
7日のアメリカ市場は、大幅安となりました。
ダウ平均の終値は、174ドル安の17,541ドルとなっています。
相変わらずの上下を繰り返す展開ですが
今週は、やや下落幅の方が大きめに動いた感じです。
再び、世界経済に対する懸念が出てきています。
特に日本の為替の動きに対して、世界も注目をしています。
急速に円高が進んでいますが、マイナス金利に対する限界や
日本政府が介入に動きにくいといった事から
急速な為替の動きを懸念する流れです。
良く言われますが、為替が円高か円安かは
大きく経済には影響しないとも言われています。
もっとも不安定なのは、為替水準が安定しないで
一方向に急速に為替が動く事です。
今の円高の流れは、特別何かがあったわけではないですが
ちょっと異常な感じがします。
ベライゾンが、ヤフーのウェブ事業の買収を提案すると伝わっています。
ただし、どちらも株価は下落。
来週からは、アメリカ決算が出てきますので
決算関連の動きというのが、チラホラと出てくると思います。
事前予想は、悪い決算になるだろうと言われていますので
少しでも予想よりも良ければ、逆に株価にはプラスかもしれません。