アップルへの期待で反発
10日のアメリカ市場は、反発となりました。
ダウ平均の終値は、54ドル安の17,068ドルとなっています。
昨日は、アップルの新しいiPhoneの発表があり
おおよそ市場の期待通りだったことから
あまり買いが広がりませんでしたが
10日は、証券会社が目標株価を引き上げた事で
アップルに対して買いが集まりました。
主に、新しい決済の仕組み「アップル・ペイ」が
長期的に収益に貢献すると見られており
決済システムに新しいイノベーションがありそうな気配です。
反面、アップル・ペイが成長すると
市場を奪われる可能性があるのがPayPalといことで
イーベイが売られています。
また、新型iPhoneのディスプレイに、サファイアガラスが採用されなかった
GTアドバンスト・テクノロジーが売られており
相場は、アップル関連銘柄の話題で持ちきりになっています。
ウクライナ情勢では、ロシア軍が7割くらい撤退しているようで
地理学的リスクは、やや薄らいでいます。