ドイツ経済減速懸念で急反落
9日のアメリカ市場は、急反落となりました。
ダウ平均の終値は、334ドル安の16,659ドルと
なんと300ドル以上の急落となりました。
急落の原因は、世界経済の減速懸念です。
先日、IMFが世界成長率の見通しを引き下げていますが
前回に引き続き、ドイツで弱い経済指標が出たことから
欧州圏での牽引役のドイツに懸念が出てきたことで
世界的に景気後退が波及するのではと見られています。
また、アメリカの経済そのものは堅調に推移しており
利上げが早期に行われるという意見も出てきため
昨日の早期利上げ懸念後退が打ち消された形で
一気に市場のマインドが低下しました。
ここのところ、ボラティリティが高まっていましたので
このくらいの動きがあっても不思議ではありませんが
しばらく不安定な相場になるでしょうかね。