悪決算でIBM急落/アップルは好決算
20日のアメリカ市場は、小幅ながら続伸となりました。
ダウ平均の終値は、19ドル高の16,399ドルと
小幅な続伸となりました。
市場の戻りは、先週末に続いて戻り基調でしたが
IBMの決算が大きく足を引っ張って、指数の伸びが抑えられました。
IBMの第3四半期の決算が、予想に大きく届かず
通年での営業利益目標達成も断念したことが、大きく影響しています。
予想外の減収減益で、IBM株は7%下落しています。
一方でアップルは、iPhoneの販売が好調となっており
市場予想を上回る売上高と利益を挙げています。
IBMは、業態の変化についていけるかどうかが
今後の大きな鍵になってきそうな感じです。
また、感染拡大が懸念されているエボラ出血熱ですが
今のところ、アメリカでの拡大は見られておらず
不安材料が一旦は後退する形となっています。
今週は、大型の決算が続きますが、四半期決算とは言え
無視できない内容が出てきていますので、要注意です。