ドル高先取り 企業業績懸念
11日のアメリカ市場は、続落となっています。
ダウ平均の終値は、27ドル安の17,635ドルと
前日大幅安になりましたが、続落となっています。
引き続き、早期利上げが意識される中で
既に、為替市場がドル高に動いているために
今後のアメリカ企業に対する収益懸念が出てきます。
利上げはされていませんが、為替が先取りしているので
アメリカ企業の輸出には影響が出てきます。
為替の動きは、どちらか強くなれば、一方が弱る。
世界のバランスを取るには良く出来ていますが
為替の動きひとつで、経済も大きく変わるので
なかなかくせものです。
なかなか、株価の戻りが鈍くなっており
利上げ懸念の重しが、予想よりも大きくなっています。
とにかく、思惑が大きいので、ボラティリティに幅があります。
FRBが資本計画の審査結果を公表し
バンカメがプロセスが不十分として株価下落し、
シティとモルガンスタンレーが値上がりしています。