4月求人件数過去最高 利上げ濃厚の動き
9日のアメリカ市場は、ほぼ変わらずでした。
ダウ平均の終値は、2ドル安の17,764ドルとなりました。
下落が続いていますが、相場の反発力は弱く
同じ水準を維持する程度にとどまっています。
相場は、金利上昇を織り込む動きになりつつあります。
この日発表された経済指標では、
4月の求人件数が過去最高となり、また中小企業楽観指数も上昇し
9月の利上げ観測を強める結果となりました。
金利上昇の恩恵を受ける金融株は上昇。
その他のセクターは、警戒感が強まる流れになっています。
ギリシャ情勢は、あまり進展がなく膠着状態。
月末近くまで、協議は長引くのは確実な情勢です。
世界的に、アメリカの利上げを想定しての動きで
やや動きが重たくなっています。
9月までと考えると、まだまだ先の話のような感じですが
上昇相場の動きは、一旦止まったと言って良いでしょうか。