アメリカGDP 年3.7%上方修正
28日のアメリカ市場は、小反落となりました。
ダウ平均の終値は、11ドル安の16,643ドルとなっています。
前日27日は、大幅に相場が戻ってきており
28日の相場は、やや下落程度で済んでいます。
日本市場も含めてですが、かなり相場は戻ってきており
来週からは、また神経質な相場になりそうです。
27日に発表になったアメリカの4月~6月のGDPが
年率3.7%増と上方修正され、予想を大きく超えたことで
アメリカの経済に対する楽観から買われています。
中国懸念は引き続き残っていますが
アメリカ経済が活発な事を受けて
世界的な経済リスクは、やや和らいでいます。
週末を挟んでの動きで気になりましたが
28日の終値も、小幅反落程度で済んでいますので
アメリカGDPの上方修正は、かなり心理的にはプラスになります。
来週は、一定の戻りを見せた後の相場ですし
雇用統計の発表も週末に控えています。
9月に突入しますが、9月の利上げはないと見られてますが
アメリカ経済指標が堅調なのであれば
本来はFRBとしては、出口にしたいというのが本音でしょう。
来週も、もうすこしボラティリティの高い相場が続くかな。