次期大統領候補 医薬品引き下げ姿勢
24日の市場情報は、昨日お伝えしたので同様になります。
24日のダウ平均の終値は、78ドル安の16,201ドルとなりました。
シルバーウィーク前から見ると
ダウ平均は約400ドルくらいの下落となっていますので
そこそこ大きな値下がり率となっています。
24日は、キャタピラーが売上見通しを下方修正し
人員削減計画を発表したことが、市場の悪化を誘いました。
アメリカの経済に対して、リスク面が出た感じです。
日本がお休み間に、大きな動くとしては、フォルクスワーゲンです。
ご存じとは思いますが、排ガスの不正問題で
2兆円規模のペナルティを払うことになりそうです。
フォルクスワーゲンの社長は退任を発表しており
特に欧州の自動車関連株は、総崩れになっています。
今回の問題を受けて、他の自動車企業に対しても
検査を実施するとしており、まだ波紋が広がりそうな感じです。
規模が大きいだけに、ちょっと気になるところです。
来年の総選挙の時期有力候補である、ヒラリー・クリントン氏が
医薬品価格の引き下げに取り組む姿勢を見せたことで
医薬品セクターも売られております。
日本でも、安倍首相が新しい3本の矢を発表しましたが
政治の方向性は、大きく経済を左右することになるので
市場も敏感に動いたようです。