アップル好決算と中国懸念の天秤
27日のアメリカ市場は、小幅安となりました。
ダウ平均の終値は、41ドル安の17,581ドルとなっています。
FOMCを控えて、売買が手控えられる展開となりました。
経済指標として、耐久財受注統計が2ヶ月連続マイナスになったことで
アメリカ経済の停滞感が懸念されています。
決算関連では、フォードの決算が悪かった事に加え
アップルも決算を控えて、やや軟調な展開。
アップルは、昨日お伝えした通り、決算の数字としては良い数字ですが
中国での今後の販売を懸念して、相場がどう動くかが今日の注目です。
アリババは市場予想を上回る売上で、4%の上昇と高くなっています。
ドラッグストアのライト・エイドが買収報道で大幅高で
なんと42%もの急伸となっています。
こういう数字を見ると、ストップ高の概念がない
アメリカ市場だなぁという感じです。
今晩FOMCが開催されますが、今月利上げされる可能性は
かなり低いとの見方が大方の予想です。
9月に利上げを見送った時点から、特別変わっておらず
アメリカ経済そのものが、やや懸念が出てきていることから
大きな判断は12月まで、持ち越される事になるでしょう。
もはや恒例となっている、アメリカ政府の債務上限の問題も
また11月に期限を迎えることから、一悶着あるかもしれません。