マリオットホテル 122億ドル大型買収
16日のアメリカ市場は、大幅反発となりました。
ダウ平均の終値は、237ドル高の17,483ドルとなりました。
エネルギー株が主導で上昇し、大幅買い戻しとなりました。
パリの同時多発テロの事件が、長期的に経済への影響を及ぼさないと
投資家は見ており、影響は限定的になっています。
懸念は、こうしたテロ活動が広域化していかないかという事です。
一方で、上昇のきっかけとなったエネルギー関連ですが
フランスがシリアでの空爆強化を発表しており
地理学的リスクの増大により、原油価格が上昇しています。
むしろ、経済的には、原油価格についての影響が大きそうです。
ホテル大手のマリオットが、スターウッドホテルを
122億ドル(約1兆5000億円)で買収すると発表しています。
大型の買収になりそうです。
テロの影響は限定的となりましたが
いつ起こるか予測が難しい事件ですので、気持ちの悪い展開です。
あまり続くようだと経済的にも影響してくると思いますので
リスクヘッジは、忘れてはいけないですね。