ECB資産買入額の現状維持を決定
3日のアメリカ市場は、大幅下落となりました。
ダウ平均の終値は、252ドル安の17,477ドルとなっています。
昨日に続き、2日連続で大幅安です。
大幅下落となったのは、昨晩のECB理事会の内容。
市場予想では、資産買入額の拡大が期待されていましたが
実際には現状と同じ資産買入規模の維持を決定。
市場は、ハシゴを外された形で、欧州市場が大幅に下落しました。
一部、緩和内容の拡大も盛り込まれてはいるのですが
市場としては、買入額拡大がなかったことが大きく影響しています。
アメリカでは、イエレン議長の議会証言があり
昨日に続き、利上げのタイミングが近いことを示唆しています。
今晩は、雇用統計の発表を控えていますが
重要イベントが予想外に動いた時は、相場も激しくなります。
今日の雇用統計も、数字によっては荒れる可能性があり
ボラが高くなっているので、仕掛け的な動きもありそうです。