アメリカ期末決算始まる
今週は、日本三連休のため、欧米相場が先行する形です。
11日のアメリカ市場は、小幅高となりました。
ダウ平均の終値は、52ドル高の16,398ドルとなっています。
先週末は大幅下落していますので、反発したとは言え
戻りはかなり弱いと言わざるを得ません。
先週は、アメリカ市場もずっと下落に見舞われ
今週に入って、少し相場が落ち着いたという印象です。
落ち着いたというよりは、一旦は下げ止まったという感じ。
ここから、大幅反発になるのかどうかが
今年は特に見極めが難しくなっています。
昨年も、中国市場の大幅下落で、暴落したタイミングがありましたが
その後の戻りも、結構早かったのです。
でも、今年は昨年とは、少し事情が違うようなので。
原油相場は、依然として弱い流れになっています。
WTIは、1バレル31ドル台にまで値下がりしてきています。
エネルギー関連株も、大幅下落です。どこまで下げるのやら。
アップルは、音楽配信サービスの利用者が
6ヶ月で1000万人を超えたと発表し、高くなっています。
iPhoneの販売は飽和に近くなっているようですが
別の収益源として、音楽配信は有望なコンテンツです。
アメリカ市場は、決算発表に入ってきています。
恒例の先頭を切ってのアルコアの決算ですが
純損益が5億ドルの赤字へと転落です。
ただ、一時的な費用が含まれており
それを除けば、予想を上まわる黒字となっています。
多くのアメリカ企業が、期末決算となりますので
これから本格化する決算内容は、大いに注目です。