経済指標悪化 急激なドル安
3日のアメリカ市場は、反発となっています。
ダウ平均の終値は、183ドル高の16,336ドルとなりました。
ザラ場中の流れは、上下動きが割れる展開になっています。
まず、原油相場は減産に向けての動きが見られたため
原油価格は、8%と大幅な反発となりました。
エネルギー株は、堅調な動きとなっています。
経済指標関連では、ADP雇用報告が予想を上回る数字。
一方で、ISM非製造業総合指数が、市場予想を下回っており
追加利上げが遠のいたとの観測が強まりました。
ISM総合指数を受けて、ドルは全面安の流れになっています。
ドル円相場は、1ドル119円台から、一気に一時116円台へ急落。
日経先物も、大きくマイナスに落ち込みました。
ダウ平均は、結果的にはプラスで終わっていますが
為替相場はドル安の水準のままで、引けています。
日本市場には、このドル安が重しになりそうですので
ダウ平均が大きく下げるような流れになると
また急落という動きになりそうです。
アップルの時価総額を抜いた、アルファベットでしたが
再び、アップルとアルファベットの時価総額は逆転。
逆転の動きは、度々出てくるのでしょう。