マイナス金利の悪影響を評価
11日のアメリカ市場は、大幅下落となりました。
ダウ平均の終値は、254ドル安の15,660ドルとなりました。
日本市場は1日お休みでしたが、アメリカ市場はここ2日で
400ドルくらいの下落となっています。
世界的に経済成長が鈍化していることが懸念されており
また欧州銀行の収益悪化を懸念して、金融セクターが弱くなっています。
一時は、ダウ平均も400ドルくらい下落したのですが
OPECが減産で合意する可能性があると伝わり
引けにかけて若干相場は戻しています。
日銀が導入したマイナス金利ですが
欧州で先行して導入したマイナス金利の結果が思わしくなく
マイナス金利の弊害の方が大きいと、市場では認識されつつあります。
日銀も、ややタイミングの悪い時に
マイナス金利を導入してしまったかもしれません。
そのマイナスの印象が、日本市場にも波及しています。
あまりプラスの材料は見当たりませんが
まだ、それほどネガティブな大きな材料も見当たりません。
欧州銀行が倒産するとかいう話になってくると
リーマンショック波の影響が考えられますが
警戒するのが、そのあたりでしょうか。