ダウ平均 高値更新間近 ナスダック大幅安
11月10日(木)のアメリカ市場は以下の通りとなりました。
・ダウ平均 18,807ドル(+218ドル)
・S&P500 2,167.4ポイント(+4.2ポイント)
・ナスダック 5,208.7ポイント(-42.2ポイント)
10日の米国市場はダウ平均が+218ドルと大幅高。
しかしS&P500は小動き、ナスダックは大幅下落。
トランプ政権誕生を機に恩恵を被る銘柄と、そうでない銘柄の
明暗が分かれたトランプ相場の1日となりました。
ダウ平均採用銘柄の値上がり率は
1位JPモルガン・チェース(+4.64%)
2位ゴールドマンサックス(+4.28%)
3位ファイザー(+4.27%)
とトランプ政権下での規制緩和で恩恵を被る可能性の高い
銘柄が並びました。
一方、ナスダックの下落は民主党の支持基盤でもある
シリコンバレーを中心とした銘柄が背景。
ダウ平均採用銘柄においても、
アップル(-2.79%)、マイクロソフト(-2.44%)
シスコシステム(-1.15%)
といった銘柄が値下がりをしています。
ダウ平均が高値ブレイクしたのは良い兆候ですが
ナスダックの大幅下落からは、銘柄の入れ替え的要素が
感じられ、全体的にはプラスマイナスゼロとの
印象を受けます。
トランプ大統領誕生=株高の動いているように見えますが
この動きには事前報道との食い違いもあって
違和感を覚えるところです。